変わったものと変わらないもの
カテゴリ:[ 日本の結婚事情の大変化 ]
見合いや職縁結婚は一昔前の濃い人間関係からもたらされるものです。
昔は地域にたいてい縁結びが趣味のお節介なおばちゃんがいたし、職場の上司が見合い話を持って来るのも当たり前のことでした。これはこれで煩わしい事でも ありましたが、殆どの人はこのシステムの恩恵にあずかっていたのです。
地域や職場への帰属が希薄になっておばちゃんが消え、上司が縁結びの世話をしようものならセクハラで訴えられかけない現在、残念ながら私たちの社会は わずらわしさと同時に見合いと言う縁結びのインフラも失ってしまいました。
結婚率の低下は、結婚相手の探し方が下手になったわけではありません。今の社会はお見合いや職縁という縁結びのインフラとも言えるシステムが消滅しかかっているのです。多忙な職種や、技術職や販売職等男女比率が偏った職種の方はなおさら、出会いのチャンスが非常に少なくなってしまったのです
その一方自然な出会いは今も昔も変わらぬ少数派です。いわゆる自然な出会いは昔から少数派のまま増えもせず減ってもいません。皆さん必死に働いて、人生の大半の時間を職場で過ごしているのですから
職場の男女比率が偏っていたり長時間労働の人は、出会いの機会が向こうからやってくる可能性はなんとなく思っているよりもよりも遥かに低いということをきちんと認識しなければなりません
